最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に
オレ流?
5時間……と言われたものの、恋愛ってしようと思って始められるもの?


違うよねぇ。


屋上で、カイトとふたり、夜の空にプカプカ浮かんでいた。


カイトは私の隣でなにか話すでもなく、楽しそうに夜景を眺めていた。


「そろそろ、病室に戻りましょうか?」


「いや……もうしばらくここにいていーか?」


ヘンなの。


なにがしたいんだろ、カイトは。


じっと見ていると、カイトがこっちを向いてフッと笑った。






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