スペシャルニーズの世界を目指して
言ってもいないことを、言ったと嘘をつく人がいて、ある日突然、イジメのターゲットになった。


そのときに、私に手を差し延べてくれたのが、黒人の子だった。

私はその子がイジメられてても手を差し延べてあげられなかったのに……。


それから三年間ずっと一緒にいた。

私の通っていた学校は一クラスしかなかったから、三年間同じメンバーで過ごさなければならない。


でも、親友がいるから…
手を差し延べてくれる親友がいるから安心して過ごせた。


人間不信になっていた私の心を開いてくれた友達。


でも、嫌いなところがあったんだ。





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