鳳龍~伝説の少女~
仁(別にいいだろ?)







千「分かった」







仁(じゃぁ、今カラそっち行く)







千「うん」







そう言って、電話を切った。







なぜか仁も一緒に走るという事になった。







外を見てみると薄暗くなっていて、みんなは自分のバイクを外に出し始めた。







あたしもバイクを出そうとしたら、背後に気配を感じて振り返ってみた。







琉「紘、後ろ乗せて」






潤んだ瞳であたしを見つめ服の端を引っ張る男の子。
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