鳳龍~伝説の少女~
急にあたしの足物を指差してそんな事を言うもんだから、咄嗟に足元を見た。






けど、どこを探しても見つからない。






千「仁、いないじゃ・・・」






いないじゃんって言おうとしたけど、仁の唇で塞がれてしまった。






そのキスもだんだん激しくなって息が苦しくなる。






仁の胸倉を叩いたらすぐに離してくれた。






千「仁、おかしいよ・・・」






仁「おかしくなんかねぇーよ」






千「最近の仁、何考えてるのか分かんない・・・。キスだって不意打ちじゃイヤだよ」






こんな事を言うあたしはわがままなのかな?






仁「悪かった。けど、キスするタイミングとかよく分かんねぇー」






千「そっか・・・仁、目瞑って」






仁「なんでだ?」
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