9666*1
映画?!

放課後

そして、いつの間にか放課後になっていた。

「今日のところはこれまでだ。宿題をちゃんとやるように。じゃあまた月曜日。」

「やったぁー!やっと一週間が終わったー!」

「そうだねー。疲れたー」

はぁ・・・本当に疲れた。今日は何回も私が一番嫌いな言葉、誕生日を聞きまくって、頭から離れない。

「由紀~。行くぞー。」

弘樹が由紀の事を呼んでる。

「はいはーい。今行く~。」え・・・?一緒に映画に行くんじゃなかったの~?!

「じゃあまたね、美咲。」

「え・・・ちょっと待ってよ~。映画は?」

「学校の前で待ってれば~?」

「えぇ~!!待ってればって・・・ちょっと由紀~!」

私などお構いなしに行っちゃった由紀。

そして、教室に残された数人のクラスメートと私と1つのチケット。

待ってれば~って誰を・・・?超無責任だよぉ~。

私は自分のかばんをとり、学校の前に行った。由紀~!誰もいないじゃん・・・どうやって誰をいつまで待てって言うのよ~!

< 12 / 33 >

この作品をシェア

pagetop