華〜ハナ〜Ⅰ【完結】




「ねーねーゆーきっ!」


………はあ。

また、だ。



李玖は、5分に一度は振り返って話しかけてくる。

そして私は目線を上げるだけ。



「侑希っ!ヒマじゃねぇ??」

「仮にも授業中でしょう?何を言ってるの




教師は何とも言えない顔でこちらを見ている。




「ここは授業なんか受けなくてもテストで点数取れば何も言われねぇんだ!だからさっ!一緒に屋上に行かねぇ?」




なんで私が………



「一人で行けば?」

「侑希をみんなに紹介したいんだ!」




紹介って……そんなものいらないわ。


だいたい他人と関わるつもりはないんだから。


ただの迷惑な話しだわ。




「……行かないわよ。」

「ダメ!さ、行こ!」

「だから…「はい決まり〜。」




ガタガタッ


私は無理矢理に席を立たされて教室から引っ張り出された。


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