「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
「なに飲みます?」
空いていた一番奥の席に向かい合わせに座った。
カウンターには、何人か1人で来ている女の子の姿。中には明るくて陽気なイケメンのバイト君達と会話が弾んでる女の子もいる。
多分、彼達を目当てで来る女の子もいるんだろうなぁ。
「いらっしゃい。珍しいね」
すっかり顔馴染みの大将が気さくに声をかけてきた。
きっとあたしが男の人と来ているからだろう。
「同じ職場の上司ですよ」
大将が思ってるような関係じゃないですからと釘を刺すように言った。
適当に注文をして、程なくきたビールで乾杯。
他愛のない会話。
ゆっくりと流れていく時間。
気づいたら壁に掛けてある時計の針は、もう12時を回ってた。