「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
【和利side】
「話しって…なんだ?」
真っ直ぐ俺を見つめる赤坂さんの瞳。
「フッ…変わってないですね…赤坂さんは…」
どんなことも真正面から受け止めようとする、その澄んだ濁りのない瞳は、俺の…昔からの憧れだった。
「なに?変わってないって…どういう意味だ?」
「俺のこと…覚えてないですか?」
俺はまだ、ちゃんと覚えてるのに…アンタのことを…覚えてるのに…。
悲しげに赤坂さんを見つめると
「和利…ヤッパリ…あなたが負けたくないって思ってたって話してくれた人は、赤坂さんだったのね…」
そう茜が、力無く呟いた。
「茜…そうだよ。赤坂さんだよ。ずっと憧れだった…ガキの頃から、ずっと…」