「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

「そんなに…やさしくしないでください…」


「どうして…?そんなことを言うの?」


「だって…だってあたしは…あたしは…はやさきさんに…」



記憶がないにしても、早咲さんと関係を持ってしまったことは現実で、どうしようもない事実。



こんなあたしが赤坂さんに好きだなんて…言えないよー…。



「だから…はなしてくださいー…!!」


必死に懇願して赤坂さんの手から逃れようとした。


けど…赤坂さんは、逆に力強く握りしめた。



「どうしてこんなことするんですか!?」


泣きながら訴えた。


やめてほしい。中途半端な優しさなんていらない!!



「むりですよ…!あたし…はやさきさんとー…!!」



そう叫んだ瞬間だった。


えっー…!?



困惑する心。理解できない頭。

どうして…?

あたしの言葉を塞いだ、暖かくて優しい柔らかなぬくもりのそれは


赤坂さんの唇だったー…。



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