「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

ゆっくりと誠さんから離れるあたしをどうしたんだ?何か他に気になることでもあるのか?と聞く彼に、あたしはー…自分の過去を話すことを決めた。



あたしのー…母と父の話をー…。



「聞いて…あたしもね、この子と…同じなんだー…」


自分のお腹を優しく撫でた。



「同じってー…?」


彼の言葉に、コクリと頷いた。



「あたしのお父さんね…誰か分からないんだー…」


「えっー…?」



「あたしのお母さんー…あたしと同じなのー…あたしとー…同じー…犯さ…「いい!!」」


大声であたしの言葉を遮る誠さん。


「それ以上…言わなくていいー…」


「ううん。ちゃんと聞いて!!じゃないと…あたしの全てを分かってもらえないー…あたしを愛してなんてー…言えない…」



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