「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
【沙織side】
彼の言葉が嬉しいー…彼のぬくもりが嬉しいー…。
このまま、彼に甘えていいの?このままー…
「どうしてずっと一人で悩んでたんだ?俺がお前から離れていくとでも思ったのか?」
大きなあったかいぬくもりの手のひらが、あたしの頭を優しく撫でる。
「ごめんなさい。あなたを苦しめたくなかった…あなたにー…拒絶されるんじゃないかって…こわかったのー…」
「馬鹿だなー…。俺がそんなちっぽけな男に見えるか?
俺はどんなことが起きても沙織のことを愛し続ける。
その気持ちは、誰にも負けないよ」
その言葉に再び涙がこぼれる。
「ありがとう。誠さん。ありがとうー…。けど…」
分かってた。誠さんはそういう人だと。
「けど?」
けど…けどね…その気持ちが変わってしまうことだってあるんだよ…?