「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー


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明るい日差しが眩しくて、目を開けた。


「おはよう」



まことさん…?髪を撫でて優しい笑顔を向ける彼におはようと微笑んだ。



「ぐっすり寝てたね」


「そう?あたし、いつのまにか寝てたの?」



正直、誠さんと一緒にお風呂に入ったまでは覚えてるけど、それ以降の記憶が余りない。



「あたし…どうしてベッドにいるの?」


「覚えてない?沙織、お風呂の中で眠ってしまったんだよ」


よっぽど疲れていたんだねと頬を撫でる彼の指に触れながらゆっくりと記憶を辿る。


確かに…いつのまにか眠たくなって、誠さんに抱きしめられたまま寝てしまった記憶が微かに残っていた。


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