「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

「返事は?」



「うんー…。うんー…」


むせび泣きながら、何度も頷いた。



「幸せになろう。この子も一緒に。幸せになろうな」



言葉を詰まらせてうん。うん。と返事をした。




柔らかな朝日が射し込む部屋の中、あたし達は永遠の愛を誓った。




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それから、数週間経ったある日。


あたしは仕事を止めたあと、誠さんの部屋で一緒に暮らしはじめていた。



「部屋、引き払う予定だったんだろう?じゃあ、一緒に住もうよ」


そう彼が言ってくれたのだ。



誠さんは、いつも優しくてあったかい。


一緒に住む前に、あたしのお母さんに挨拶したいと、一緒に実家に帰ってくれたりもした。



今は体調も戻り元気に友達と楽しく過ごしている様子のお母さん。


彼との結婚を話すと「おめでとう」と喜んでくれた。


妊娠も話した。もちろん、誠さんとあたしの子供として。2人で心配かけることは言わないと決めた。



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