「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

その日の夜。教会の近くのホテルの部屋のベランダで誠さんと2人で綺麗だねと夜景を眺めていたら


ベッドの上にあたしの携帯の着信音が聴こえてきた。


携帯を手にとると、そこには、きょう結婚式に来れなかった、今は早咲茜になっている茜からの電話を知らせる文字。


「もしもし、茜?大丈夫なの?」


茜は先日から具合が悪くなって昨日欠席すると知らせをもらっていたんだ。



『うん。大丈夫。それより、ごめんね行けなくて』


「ううん。気にしないで」



本当は会いたかったんだ。


茜に、ちゃんと話さなきゃいけないと思っていたことがあったから。


正直、どう話していいか今でも分からない。


誠さんと、そのことを話そうかどうかも話し合った。



そのことは、もちろん…あたしの妊娠のこと…。




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