「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
あたしと誠さんはよくても、茜と早咲さんはどう想うだろうか?
そのことを知ることがー…一番、怖かったんだ。
「あのね…茜…」
言わなきゃ、いけない。いつかは分かることだ。
それに、あたしが話さなくても、誰かが話すかもしれない。
誰かが話す前に、自分で話したい。
あたしと誠さんの子供だと。
けど、話していいの?それで本当にいいの?
幾つもの葛藤を繰り返して答えを見つけられずにいたあたしに茜は思いもしなかった言葉を告げた
『赤ちゃん、できたんだって』
「えっ?」
一瞬、どう言っていいのか分からなくて言葉を詰まらせていると
『おめでとう。よかったね』
そう言ってくれた茜の優しい声に涙に溢れた。