「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

数分後、少し離れた場所で理沙が会計を済ませて子供服売り場を後にするのを待った。



暫くして、リボンがかけられたピンクの箱を抱えて売り場を後にする理沙の姿を見つけた。



「理沙」



すかさず駆け寄り、理沙に声をかけた。何も知らずに「誠」と俺の名前を呼ぶ理沙に胸が痛んだ。


「どうしたの?」


「理沙、きょうの夜…会えないか?」

「きょう?」



「あぁ…」



「どうしたの?急に?」

「話があるんだ」



「今じゃ、ダメなの?」



その言葉に、小さく頷いた。



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