先輩の第一ボタン
☆衝撃☆

第二ボタン




「おはよ。那千!!」


「あ、おはよー。元気なったね!」



そう。私は、考えても分からないから開き直る事にしたんだ。



「うん!もう、めっちゃ元気だよ!・・・昼休みにでも、話していい?」


「分かった。楽しみ~♪」



私のテンションが下がってた事だっていうのに、楽しみがってる・・。







しばらく、話していると教室の後ろから大声が聞こえた。




「キャー。栞、そのボタンどぉしたの!?」



ギャル系の子達だ。


栞ちゃん・・・上原さんのカバンにボタンがついているらしい。



「先輩にもらったの!予約しといたんだぁ~」



嬉しそう・・・。


私も第二ボタンだったら、心から笑えてたんだろうな。



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