キミだけを。

謎の男



「てかいつまで座ってんの(笑)?」


「あんたが落としたんじゃん」

「勝手に落ちたんじゃん」


む…ムカつく!!!!!!


「ほら」


そういい差し出してきた手

あたしは振り払い自分で立ち上がった


スカートをパンパン叩く


「ホント美夕ちゃんって面白い」


「さっきからなんなのあんた!」


「あんたじゃないよ。涼太だよ」



うざい。



「…さよなら」


そう言い立ち去ろうとした。
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