キミだけを。
「ってかもう夕方だよ!」
「えっ!?」
涼太に言われ外を見ると
空がオレンジ色に輝いている
さっきまで真っ青だったのに…
「寝すぎ!」
「はは…」
そう言うとあたしは
側にあった煙草を一本取り
火をつけた。
「…フー」
「…美夕ちゃん煙草吸ってる?」
「うん」
「だめ。体に悪いから」
「今更無理だよ。」
「本当にだめ。美夕ちゃん」
あまりにも真剣な声で
言われたから思わず
煙草を消した。
「あ………」
「偉い偉い!」
「はぁ…」
「煙草吸ったら怒るからね」
「はいはい。」
禁煙か……