二人の約束
もう、4時だ。時間がたつのはやいなぁ~。


「お疲れ様です。」



「お疲れ。」



バイト帰りにスーパーに寄って、晩御飯の買い物をした。


「あら、紗季。」



あっ。お母さんだ。何か久しぶりだなぁ~。

「お母さんっ。」



私は子供みたいに駆け寄った。


「結婚生活はどう?」


笑いながら聞いてくる。何か恥ずかしいなぁ。


「幸せだよ。」


私は照れながら言った。

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