狼少年
その人物こそ狼少年。

「ごめんなさぃ…」

私は狼少年の迫力に負け、
その席を離れた。

本当に怖い人だと思った。

塾の授業中、何度か狼少年に目をむけた。

授業は真面目にうけているようだ。

その時、狼少年の鋭い視線がこちらを指した。

また、睨まれてしまった。

睨まれた時間は約3秒。


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