Distance-近いけど遠い存在-
そんなの無理だよ、とか、住む世界が違うんだから、とか言われる度に、落ち込むけど、そんなことで諦める私じゃない。



でも時々、悲しくなる時もある。


確かに彼と自分の間にはかなりの距離がある。



かたや超人気トップアイドル。


かたや平凡な女子高生。



接点なんて1つもないし、向こうは自分のことなんて知らないだろう。


そんなふうに悲観的になる日も少なくない。



どうにかして自分のことを知ってもらいたい。


最近はそんな風に思うようになった。
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