ノラねこ
因みに番号は副担の携番だった
普通生徒に自分の携帯から
かけるか?

知られたくないのが普通だろ

そんな事を考えてたら
本当に眠くなって寝てしまった。



「ふぁわ〜よく寝た」
時刻は朝の6時
じゅうぶん学校には間に合うな

「つか、腹減った」
昨日は何も食べてないし

下に降りると親父と母さんと弟が
楽しそうに話ながら朝食を食べていた。

でもその中に俺が入ろうとすると会話が止まり冷たい空気が
流れた

母さんは俺の洗濯とか食事とかの面倒は見てくれるが
他人行儀には変わりない

食事なんていつも1人
今日は起きた時間が悪かったな

全部食べ終えた俺は
逃げるように部屋に戻った

食べた物も味も覚えていなかった
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