憧れの恋 ―私はあなたが必要です―
「坂口っ!」
坂口の腕をつかむ。
勢いで声が大きくなった。
だけど
だけどっ!
みんなで作り上げたこの店。
崩すわけにはいかないんだ!
私は思い切り坂口をにらんだ。
「あやまって。」
・・・・私勝手だ。
あんなに助けてって思ったのに。
あんなに坂口に助けてほしかったのに。
全部坂口のせいにして逃げようとしてる。
坂口、顔がだんだん険しくなってくる。
「なんで俺が?」