☆男目線☆ 【完】

秀一side

――秀一side――


最近俺の出番が少ない気がする……｡
みんなは気のせいだって言うけど｡




瑠羽と梓ちゃんが急にいなくなったからみんなで探したら､海の家の裏で男に絡まれていた｡


すぐに助け出したけど､瑠羽は怖かったのか小刻みに震えていて､竜也が優しく抱きしめていた｡


みんなは瑠羽に触れた奴らを殴り蹴飛ばして怒りをそいつらにぶつけていた｡






パラソルの元に戻ってからみんなでお昼に焼きそばとお好み焼きを食べて､少し休憩してからまた海へ泳ぎに行った｡


隼「なぁ､瑠羽ってカナヅチらしいよ｡俺教えに行こうっかな〜♪」


隼人が､かき氷を食べている瑠羽に視線を向けた｡


翼「なんとなくカナヅチだとは感じてたけど､何でお前が教える必要があるんだよ｡」


翼が､どうせなら俺が教えると付けたし､瑠羽の元に行こうとする｡


ﾊﾟｼｯ


竜「俺が教える……｡」


竜也が翼の腕を掴み､海から出ようとした｡