☆男目線☆ 【完】
おいてけぼりの瑠偉兄を無視して私は朝食を食べはじめた。


キョロキョロと私達を交互に見てる瑠偉兄を見て瑠禾兄はクスクスと笑っていた。




学校に行く間ずっと瑠偉兄から質問されてたけど、全部受け流した。
だってウザイんだもん☆笑


教室に着くと皆に朝の挨拶をし席についた。




―ガラッ


後ろのドアから隼人が入ってきた。


なんだかフラフラしてる…。


隼「…る…う…」


ギュッ


隼人に抱き着かれ、ぐったりと寄り掛かられた。


『隼人!?』


隼「るう…。」


隼人の身体が凄く熱い…。私の名前をずっと呟いてる…。


私は隼人の額に手をあてた。


『熱っ!!』


翼「どうした!?」


麗「どうしたの!?」


『隼人、熱がッ!!保健室!!』


竜「落ち着け!!とにかく俺が隼人を担ぐから。」


竜也は隼人を私から剥がすと背中に担いだ。
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