☆男目線☆ 【完】
繁華街は帰宅ラッシュで混み合っている。


クリスマスをイメージした音楽が流れ、その音楽に合わせてキラキラと光り輝く電球が様々な模様や光り方に変化していく。


イルミネーションのアーチをくぐり抜け、家路についた。






玄関にはママが買ってきたのかポインセチアが飾られてある。


そういえばリースも飾って会ったな。


ママはイベント事が好きだからなぁ〜






自室に入り、着替えてからリビングに行くと目の前には大きなクリスマスツリーが。


ツリーには小さな天使やハートなどのオブジェが沢山飾られ、カラフルな電球が巻かれてある。
てっぺんには金色の星がキラキラと輝いている。


周りは折り紙や花紙で装飾され食卓にはローストチキン、ピザやパスタ、オードブル、スープなど豪華な食事が並べられている。


クリスマスムード全開だ。


母「今日はクリスマスパーティーよぉ〜♪」


ママが鼻歌を歌いながらキッチンでケーキの仕上げをしている。


母「瑠羽ちゃん、もうそろそろ出来上がるからみんなを呼んできて〜」


『は〜い。』


私は返事をすると皆の部屋一つ一つに返事無しで入りこみ、リビングに行くよう伝えた。
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