私の彼氏は小学生!?




「…なんて名前なのっ?」




ひきつった笑顔を見せられる。




……そんなに私って彼氏いなそうですか…。



それって遠回しにブスってことだよね……。




「井澤 絢斗…」




私はブスでも絢斗君は顔整ってるからっ!




「へえー……歳上なの?

何歳?」



最初から歳上設定ですか……。




「いや…6歳年下……。」



「え??」




やっぱり驚くよねぇー………。



でもほんと年下なんだもん…。




「そ、そうなんだあ。

ありがと~」



それだけ聞くと質問してきた子達はさっさと離れていった。




結局は離れすぎとでもおもってるんでしょ…?




心の中で軽く思いながらも、和泉は仕事を終わらせ家に帰宅した。




 
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