果てない恋色空



「私を、

殺すつもりか?」



「いや、

一応保護ということで
この屯所に監禁しておく」



「監禁…」


「身元が正確になってから
解放する」




私は
自分の服をきゅっと
握った。




まったく。

厄介な者に捕まったな






私は
こうして


新撰組に監禁されることになった。







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