スキ・スキ東上先生★俺もヤバいほど・スキ★
「高広さん私も約束は叶えられそうもないんだ。でも高広さん見てたらそれもいいかなって思えた。」





「未來ちゃんにはまだ充分時間があるんだからさ、諦めのは早いよ。あ、もうすぐにご飯が届くから一緒に食べよう。」





ご飯が届くってどういう事?





その時、圭吾君がでかい鍋を持って部屋に入って来た。





何で圭吾君が、あ、そうか圭吾君は高広さんの弟だった。





「兄貴急に飯届けろって、おふくろ慌ててたぞ。何で未來がいんの。」





圭吾が私を見て驚いている。





「未來おまえいつ兄貴と仲良くなったんだよ。」





「圭吾それは秘密だよ。高広さんは私の先生みたいな感じ、この髪凄く気にいってるの。」





兄貴の腕は確かだからと、圭吾が高広さんを尊敬してるのが分かる。





兄弟っていいなぁって思った。





高広さんには、真ちゃんの事は話さなかった。





家までは圭吾に送って貰った。





「家に入ろうとすると、なぁ未來兄貴に惚れるなよ。」





圭吾はそう言って帰って行った。











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