星空の追憶
「出てって!」


「どうしたんだ?洋子、一体…」


「良いから出てってよ!」


父の言葉を遮り、部屋から追い出した


「ふぅ、鍵…いるかなぁ…」


それから、自分を落ち着かせ、何をしようとしていたかを思い出した


「あぁ、無駄に時間使っちゃった…」


そうだ、買いに行かなくても、探せばあるかもしれない
あ~でもお父さんと顔合わせづらいなぁ…


部屋を出て、父がいないのを確認しながら、居間に向かった
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