出来ちゃった恋愛
裏に入って小さいソファーに横になった。



頭ガンガンする…。



夜まではなんとかしないと…。



そのまま目を閉じたらいつの間にか眠ってしまってて…。



目が覚めた時、体にかかってる店長のダウン…。



「やべっ…マジ寝した…」



体はキツイけど迷惑をかけるわけにはいかない。



起き上がってまた店に立った。



「天理んとこのヘルプなら知り合いに頼んでやるから」

「でも…」

「重症化されたら困んの。咲都が抜けたら穴デカイんだから」

「店長~…。俺、一生ついて行きます…」



とにかく帰れと言われ、天理さんに電話を入れてから帰った。



どっちも『気にするな』と言ってくれて、涙が出そうになりました…。



フラフラしながら帰った家でまず寝た。



初めて熱を出した俺の看病をするのはもちろんユズで。



頭冷たい…。



気持ちいい~…。



「なんか食べられる?」

「昔から風邪ひくとなにも…とにかく寝たい…」

「じゃあなんかあったら言ってよ?」



ごめんなユズ~…。



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