透明な世界


「美波・・・いい名前だね!」


湊君は笑顔でそう言った。


「じゃあ美波ちゃんって呼ぶ!これからは苗字はなし!」


「オッケー?」


誠は一方的に話している俺は心の中では『美波』って呼ぶけどな!


「うん・・・」


やっぱり苦手かも男の子と話すの・・・


「・・・俺そろそろ帰るわ!用事があるから!」


何かを感じたかのように誠君がそういった。


「また明日な!」


そう言って誠君は帰っていった。





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