君が、好き。〈短編〉


君は私の事、まだあだ名でよんだくせにね。


君は優しすぎるから、私が


「私の事も名前で読んで欲しいのに」


って言ったら、


私の事だけ、呼び捨てしてくれたよね。


なんか、近くになれた気がして、すごくすごく嬉しくて。


ハイタッチもして。


一番私が女子の中でなかいいもん。


ってずっと思ってた。


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