生きたがりの青年と死にたがりの少年

(あの子供は、ヒロだったのか!)

すぐにわかった。

多分、彼は俺だとすぐにわかってて、あえて黙りしていたんだろう。

死にたがりは、生きたがりに助けを求めなかった。

胸が苦しくなった。

痛かった。

「ヒロは、どうして先生みたいな優しい人が居るのに、死にたがるのですか?」

「いつも、ある日突然なのよ。」

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