それでも好き
次の日、俺はかれんと彼氏の家族に会いに行った。


ご両親は、うちの息子が申し訳ございませんでした、と、丁寧に謝ってくれた。

その後、かれんを家に送り、翠に謝りに行った。


ピンポーン


誰も出ない…


電話をかけた。
でも、出なかった。


やっぱり怒ってるよな…


「宮下さんに用があんの?」


後ろからいきなり声が聞こえ、ビックリした。


一人のおばさんがたっていた。


「まぁ、はい…」


「昨日ね、娘さんが倒れたみたいで、病院へ行っていたけど」


娘さんが倒れた…?
翠…?


俺は、無我夢中で病院まで走った。


かれん、ごめん…!!


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