ひとかけらの恋
始業式の日から数日がたった。


今日から新1年生が仮入部にやってくる。


一応私達も先輩になる。


夏になれば先輩達は引退して、私達が部活を引っ張っていかなければいけなくなる。


早いもんだな。



気がつくと、1年生達がおずおずとやってくる。


先輩の指示で私達が教えることになった。(当たり前だけどね)


今日来たのは5・6人程度だ。



その中の一人で一際目立つ女の子がいた。



身長は150cm前後で、真っ黒なサラサラな髪の毛は背中の辺りまで伸びている。


肌の色も、雪のように白い。


まるで…。まるで…。



「日本人形みたーい。」



私が思ったことを、そのまま優が口にした。


「めっちゃ可愛いあの子♪」



優の言う通り、確かに可愛い。





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