ひとかけらの恋
え゛っ!?

いきなり告白!?


私は外から聞こえてくる幼稚園児の会話に、心の中で突っ込んでいた。



「ずっと大好きだからね!」



「うん!あたしも!」


私はいつの間にか、夢中で会話を聞いていた。




どうして……。

人は小さい時から人を好きになるんだろう…。


私も、小さい時から片思いだもん…。




私は机の上に置いてあった写真たてを手にとる。


飾ってある写真は、女子バスケ部が大会に行った時に撮った写真。

私は翔の横で笑っている。



ねぇ…。翔……。


私は、翔に好きになってもらうことは無理なの?


もっと…出会った頃に「好き」って言ってたら、何かは違った?



どうして私の恋は一方通行なんだろう…。



私は写真の翔に必死に問い掛けていた。



太陽は沈み、外はだんだん暗闇になっていった。


私を一人取り残すように、だんだん暗くなっていった…。





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