ひとかけらの恋
私はあまりの出来事に、体が動かなくなってしまった。



私……どうなるの?



頭の中が、真っ白になった瞬間…………。




「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!」




「美晴ーーーーーー!!!!!!」






海音ちゃんの悲鳴と、翔が私の名前を呼ぶ声とともに、私は翔におもいっきり突き飛ばされた。


突き飛ばされたと思った次は、地面に体がぶつかり、そのまま翔と私は地面を転がった。

私はそのまま電柱に頭をぶつけて止まった。


「……っ!!」




電柱に頭をぶつけたと同時に、激痛が頭に走る。


全身も、地面にこすれた時の衝撃で痛む。


だんだん目もかすんできた。



「み、美晴!大丈夫か…!?」



ぼんやりと翔の姿が見える。


心配そうな顔をして私を見る翔も、ところどころから血が出ている。


ごめんね…翔…。
私のせいで怪我しちゃって……。


本当に……ご…めん…………ね……………。

私はまた頭に激痛が走ると同時に、目の前が真っ暗になって意識を失った………。





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