一億円の恋!?
「もちろん…かー。嬉しいな。
俺さ、咲月がさ許嫁になったばっかりのときは
はっきり言って咲月のこと苦手だったな~…」
遥さんが昔のことを語りだす。
へえ…以外。
苦手な人にも接し方上手かったから
てっきり咲月のこと好きなんだと思ってたぁー(自意識過剰かな?笑)
まぁ、咲月は今になっても
苦手なんだけど(笑)
「でも、大きくなるにつれて
咲月が色っぽく見えるようになってきた
こういうところも…」
ふわっとあたしの髪を触る。
「…あの」
止めに入った咲月。
だって、このまま行ったら
ヤバい気がして。
「なに?」
「…えと、そそ!
学校行かなきゃ!!」
…
今日って、
土曜日じゃん。