°•*月夜の人魚姫*•.
私は王族の次女。
姉は弥生。
今の人魚の国を治めている。
たかが人間の男に振られたくらいで
罪のない人間を奴隷にする姉に
月華はイラついていた。
「それで?私は何をするの?」
「もちろん。俺の相手だ。お前の玉のような肌を傷つけるようなことはしない。」
「蓮ってウァンパイアだよな?」
「そうだ。我が花嫁に相応しい喋り方に変えろ。男口調は禁止する。やぶったらお仕置きだ。」
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