HARUKA -衝動の果てに-
「あんた・・・」

「ん?」

「もしかして、言ったね?」


石山は「げ、」と顔を青くした。
・・・平山、か。

「ま、いいけどね」

「ええっ」


石山は口をぽかんとあけた。


「な、なんで」

「さー。分かんないけど」


あたしはあざ笑った。



「あの二人になら、いいんじゃん?」




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