世界にたった一人のあなたを…永遠に愛してる
素敵な声
私が恋したのは…

受話器の向こうの顔も知らないあなたの声…

仕事中、次々と鳴る電話の受話器を取る…
あなたの声が聞きたいから…

数週間後…
素敵な声のあなたにやっと逢えた

その瞬間 
私は本当に恋に落ちた

私のタイプではなかったけれど、声からは想像もつかなかった顔…

それからは、毎日電話が鳴る度に大きな鼓動が…

1ヵ月後…
飲み会の席で、あなたが私の目の前に
嬉し恥ずかし…
私は、どうして良いのかわからなくなり…
照れ隠しで、つい心にも無いことを言ってしまった…けれど、先輩方のお陰で、あなたとアドレス交換!

社交辞令で始まったメール
また1ヵ月後…
同級生のお陰であなたと一緒に遊べることに

緊張…
なのに目はずっとあなたを追い掛けていた

しばらくして…
ふとしたメールから、2人でご飯を食べに行く事になった
朝からドキドキ…
胸が高鳴る
仕事が手につかない…

仕事が終わり、あなたが家まで迎えに来てくれた

初めて2人きりに…

空腹なのに…緊張のあまり、食べ物も喉を通らない
結果 キリキリ…胃痛が

それでも、あなたとの時間が嬉しくて
まだ帰りたくない… 
 
 あなた『どっか行く?』   私『行く!』

またまた社交辞令からドライブに出掛ける事に…

すごく新鮮な時間を過ごした
夜が明けてきた頃
湖を見ながら歩いた

ごく自然に手を繋いで…

幸せに満ち溢れていた

けれど…帰らなくてはいけない時間が
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