ミ カ ン が あ つ ま る
「・・・確信犯だよね。」
つい言葉に出てしまう。
あぁ、失態か。
「え!?えっと・・・ごめん、なにが?」
わたふたする姿も、好き。
「もぅ。いいよー・・」
すねてみたら、どんな反応するのかな。
なんてちょっとした好奇心
だっただけなのにね。
「わぁぁ、まって、ほんとごめんって」
必死に涙ぐんで誤ってくる君に
ちょっと、期待が膨らむ。
「ふうん。ねぇ、聞いていいー?」
「え?うん、なに?」
「どうしてそんなに必死なの?」
ニコっと、微笑んでおく。
勘違いはね、痛い子だから。
「いや、なんてゆうか・・・」
きゅんっっっ!
かわいすぎる。
さっきっから
反則じゃないのかな
そのかしげかた。
「僕のこと、好きなの?」
あとはまぁ
流れにまかせてみようかなぁ。

