灰色の羽
もしくはそれに準ずる事柄。
最悪なのは監禁、暴行。

どれも十分に可能性はある。



これも推測だけれど、口をほとんどきけないのもそれ故のPTSD、つまりトラウマからくるものだと思う。



後者の事柄だとしたら、関わってしまった私達にも少なからず可能性は低いが危害が及ぶかもしれない。




だけど、




ミイの顔をちらりと振り返った。




まだあどけない顔立ち、



「はぁ、仕方ないか。」





何度も言うようだけど、私は子供が嫌いだ。
これは一生涯変わることはないと思う。





ただ、私は『あの人』のようにはならない、絶対に。




偽善、




今の私にはふさわしい言葉かもね。




でも私も人だ、





人としての仁義、女としての矜持は持っていると信じている。




「やっぱり見ぬ振りはできないわね。」
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