シンデレラ~あなたが羨ましくて~

story10

そして、婚礼は終盤に近づいてきた。


「あ…。」


私の目の前に現れたのは近所の叔母様たちだった…。


「…その節は失礼な態度をとってしまいすみませんでした…。私はこれで…」


「ち、ちょっと…待って!」


「…?」


「私たちね…あの後話したんだけど…」


「…ねぇ…。」


「少し恥ずかしいわね…。」


「あのね…?
私達も本当かどうか分からない噂を信じて言いたい放題だったわ…。

…だから…貴女に謝りたいと思ってて…ねぇ?みんな?」


「そうなのよ~。本当にごめんなさいね…?」


< 117 / 137 >

この作品をシェア

pagetop