純情★可憐─恋してヴァンパイア─

HRも終わり授業が始まる



勉強なんてしなくても出来るあたしはスッと手を上げる



「先生…気分が悪いので保健室に行っても宜しいでしょうか…」



口に手を当て少し俯い見せる



「まぁマリアさん大丈夫!!先生あたくしがお連れいたしますわ」



学級委員がガタッと席を立ちあたしに近寄る



「はぁーっ…じゃあ頼みます」



呆れ顔のタクトとアンナ…あたしはべっと舌をだしておいた



そしてあたしは委員長に付き添われ教室を後にした

< 24 / 145 >

この作品をシェア

pagetop