天使な悪魔


  「あら、やきもちですの?」


  「そ、そんなんじゃ....」


  /////カァァ


  「りんごみたいだな」


  いきなり頭の上で声がした。


  「ふ、ふぇ も、森川君////」


  「お久しぶりですわ。慶ちゃん、ですが
   あまり私のお友達をいじめないでくださいね? 
   でわ、ごゆっくり♪」


  「どこ行くの!待って」


  「だーめ。鈴川は俺と」


  彩花を追いかけようとした
  あたしの手をつかまえて抱き寄せた。
  

  「何かあるんですか?」


  
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