年下彼氏とシングルマザー


『あのね……和泉くん、私ね……和泉くんの気持ちは、凄く嬉しいの。私のことを好きって言ってくれた事。』


『うん。』


俺は、冷静にまひるさんの話しに耳を傾けた。


『でもね、やっぱり……あなたとは付き合うことは……出来ない……ごめんなさい。』


最後の方は、雨の音でかき消されそうになりながらも、俺の目を見てハッキリとそう告げた。



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