甘くも苦い誘惑に溺れて


行為が終わり隣りでぐっすり眠るお前の頬にそっとキスをした。



お前は…芯から強い女で…だが、実は泣き虫な所もあり…おまけに意地っ張り。



そんなお前の全てが俺はたまらなく愛おしい…そう思ってんのに、伝えられねぇ自分が情けねぇ…。



…自業自得なんだがな。



お前も俺も、他の奴と結婚するんだな。



あん時…もし俺がニューヨークへ行かなかったら、今とは…違ってたか…?



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